5月の料理教室 ゴンキッチン
ブログを始めて最初の頃に書いたのですが、ゴンキッチンの名前の由来は、私のひいじいちゃんの ごんきち(権吉)じいちゃん。
寡黙で硬派で、そして料理がめちゃくちゃ上手かったそうな。
先日ゴールデンウィークに実家で父と飲んでる時に、権吉じいちゃんの話しになり、父曰く、「権吉さんはとにかく汁を無駄にせん人やったのー、魚を炊いたらその汁でまた野菜やら炊いたり、とにかく少しでも汁を大事にしよったわ。」と。
そうそう、それそれ!
私も汁やソースや茹で汁を必ず使い回す。
またもや権吉じいちゃんと共通点を見つけて嬉しくなったので、
今月は使い回せる中華!
最近 私の中で大流行の食材、とんぶり。
古代中国から伝来したもので、漢方医学に使われており、日本でも古来民間療法に用いた生薬でもあるというこのとんぶりは栄養満点!
そしてこのぷちぷちとした食感と見た目から、「畑のキャビア」とも言われています。
以外とスーパーでも簡単に手に入り、お値段も安いのです。 キャビアなのに。
このサラダは、海老のプリプリ、ごま油でサッと炒めたセロリのシャキシャキ、緑豆春雨のツルツルシコシコ、そしてキャビア(畑の)のプチプチと、食感がとても楽しく、サッパリしているので、これからの季節にぴったりです。
一つがすごく大きな黒酢酢豚。
ナイフとフォークでいただきます。
豚肉は油で揚げずに、2時間ほど煮込んでからカリッと焼き上げて黒酢あんにからめているので、こんなに大きな酢豚でもローカロリー。 さっぱりといただけます。
ぷるぷるのゼラチン質もお肌に嬉しい!
せっかく2時間も煮込むので、多めに煮込んで冷凍しておいて麺類にのせたり、スラ
スしてホイコーロや野菜炒めに使ったり。
そして、この煮汁!
上に浮いた脂を軽く除いて、黒酢のあんにも入れて、さらにこの煮汁でザーサイご飯を炊き、さらに卵スープに。
やさしい美味しさです。
今回は珍しくデザートを作りました。
生徒さんの中に優秀なパティシエの方がいるので、
「なんか、フジコヘミングの前で『ネコふんじゃった』を弾くようなもので、やりずらいわー」などと言いながら作りました。
フィリピンマンゴーやタイのマハチャノマンゴーは、甘みと酸味と財布のバランスが良く、手軽に作れるので、子供のおやつに、急な来客にと、冷蔵庫に常備です。
この器、大好きな石原佐知子さんが素敵な中華のティーカップを 見つけて、一緒に注文してプレゼントしてくれたもの。 今回はプリンを入れさせてもらいました。
いろいろ使えそうで、ワクワクします。
サチさん ありがとうございます。
今回もまた素敵な出会いがあり、とっても楽しかったです。
ありがとうございました。