9月のgonkitchen
今月のテーマは「夏の疲れにスパイス料理」。
今年の夏は特に猛烈な暑さでした。
暑さぐらいじゃ食欲が落ちることのない私でもさすがにちょっぴり食欲不振・・・とはいえその分ビールが増えるので夏バテで痩せるなんて素敵な事にはならず、むしろ・・・という感じなのではありますが。 ははは・・・
暑さですっかり疲れた体と強い紫外線を浴びてしまったボロボロお肌を体の中からリセットしてくれるスパイスや食材を使って、モロッコ料理・ギリシャ料理・アフガニスタン料理を作りました。
暑い国の料理はやはり暑さのダメージに効くように、うまく出来てるなーとつくづく思いました。
それにしてもアフガニスタン料理って・・・!
そう、私はアフガニスタンに行ったことはもちろん、アフガニスタン料理を食べた事すらないのにアフガニスタン料理を平気で教えるという、この胡散臭さはどうよ。
実は以前に、お友達のご主人がアフガニスタンの国連で働いていて一時帰国してる時にたまたまご一緒でき、その時にアフガニスタン料理ってどんなの?と教えてもらったイメージでさっそく作ってみたら、これがなかなか美味しくて、それ以来お気に入り料理になったというわけです。
なので、本当にこれが正しいのかどうか?誰も答え合わせをするすべが無いのもこれ幸い。
<アフガニスタン・パラウ>
パラウは人参や玉ねぎを米と一緒に炊き込んだ料理の事で、イランでは「ポロ」、ウズベキスタンでは「プロフ」、トルコでは「ピラウ」、そして日本ではみんなが知ってる「ピラフ」ですね。
クミン・パプリカパウダー・ニンニク・生姜などをしっかり効かせ、体にもよくて、メインのお肉とご飯が同時に出来上がるというのがとても便利。
ラム肉が苦手な場合は豚スペアリブや
手羽元でも美味しいです。
<ザアルーク> ナスのペースト
焼きなすを作る要領でグリルして皮をむいたナスをざく切りし、クミンの香りを移したオイルで炒めながら潰し、すりおろしニンニク・塩・胡椒・で味付けし、最後にライムとパプリカパウダーで仕上げます。
フランスパンやクラッカーに乗せて。
<ギリシャ風 タコのサラダ>
ヨーグルトとカレー粉とマヨネーズとライムの汁だけで作ったソースを
軽く塩もみしたキュウリ・プチトマト・紫玉ねぎ・タコ達と和えるだけの簡単サラダ。 いくらでも食べられます。
テーブルコーディネートもちょっと意識して、さらに怪しげな中東ミュージックをかけて皆さんをお迎えし、ププッと笑われました。
異国の料理とはいえ、簡単に手に入るもので作れるので、料理教室の帰り道にラム肉やスペアリブを買って帰って、晩御飯には食卓に並んでたという嬉しい報告もいただきました。
今回は台風接近で雨の日が多く、晴れたのは1日だけでしたが、遠くから近くからありがとうございました。