給食の思い出
今日、子供の小学校の給食の試食会に参加。
私はすんごい張り切って行ったのだが、参加者は全校の中でたった14名。
皆さんあまり給食にご興味ないのね・・・。
子供達とは別室で給食の準備がされ、お盆を持って並び、牛乳、パン、おかず、お汁、デザートをよそっていただく。
小学校の時と同じ感じがまた嬉しい。
昔と違うのは、スプーンが先割れスプーンではなく、普通のスプーンとフォーク。
食器がベコベコに凹んだアルミではなく、小綺麗な陶器の器。
パンにちゃんと味が付いているので、マーガリンはなし。
牛乳の蓋が紙ではなくてプラスチックなので、蓋を集めてポッコンという遊びができない。
など。
いやー、美味しい!
「嬉しい」と「懐かしい」が混ざって、よけいに美味しい。
いろんな事を思い出す。
給食当番の時、牛乳係になると返却の時にみんなが飲んだ牛乳瓶のフチを触るのがすごく嫌だった。
デザートで冷凍みかんが出たらすごい嬉しかった。
大きいおかずで、大豆と野菜をトマト味で煮込んだようなものが苦手だった。
プロセスチーズの動物のラベルをみんなにもらって集めてた。
パンが苦手な佐伯くんの机の奥からは時々、カチコチになった大量のパンのミイラが出てくる。
そして必ずいる、給食中に笑ってしまって鼻と口から牛乳を吹き出すヤツ。
そんで牛乳で汚れた机を雑巾で拭いた時のとんでもなく臭い匂い。
バンドエイドを何日も貼り続けてしまった時の指の匂いより臭い。
ああ、懐かしい。
そういえば、妹は好き嫌いが多くて給食の時間内に食べ終われず、私が妹の教室の前を通ると、掃除の時間が始まって机を全部教室の後ろに下げられている その中で一人で泣きながら食べられないおかずをじーっと恨めしそうに見ていたりする。
私は担任の先生に、今日は妹はお腹の調子が悪いので勘弁してやって下さいと言いに行くが、そんな事は通用しません!とピシャリ。
仕方なく教室の後ろのドアからしゃがんで入り、下げられて密集している机の下を四つ這いで妹の元まで行き、ゼスチャーで指示して妹から受け取ったおかずを机の下で丸まって掻き込み、また机の下を四つ這いで戻っていく・・・。
担任の先生は怖すぎて言っても無駄なので、妹が食べられないおかずの日は、よくそうやって影武者のような事をしていたものだ。
でもね、実は私もあのおかず、大っ嫌いだったのよ〜〜〜〜!!!
大豆と野菜をトマト味で煮たやつ〜〜〜ー!!!
未だにラタテュイユがちょっと苦手なのはあのトラウマだと思う。
今日、頂いた給食。
・牛乳
・ソフトフランスパン(コッペパンが食べたかった!)
・キャベツスープ
・白身魚のラビゴットソースかけ