ベランダランチ

うちの旦那さんは活字中毒で、とにかく本が好きで、本がないと生きていけません。

一冊読んだらまたすぐにもう一冊というのではなく、いつも何冊かの本を同時進行で読んでいる。

 

そして私も活字中毒

私の場合は、活字を見すぎると、動悸・めまいがしてきて、しまいには瞳孔が開いて死後硬直が始まるという中毒症状・・・

 

なので、危険を冒してまではあまり本を読んできませんでした。

 

それでも、何冊か心に残った本はあります。

 

今回コロナの自粛生活の中で、ブックカバーチャレンジというのが、我々夫婦にも回って来ました。

夫婦で7日間なので、旦那さんが4冊、私が3冊。

 

今回私が紹介させてもらった本は、

まず「楽園」鈴木光司 著

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鈴木光司氏といえば、「リング」「らせん」「貞子」などのめちゃくちゃ怖い作品で有名ですが、実は1990年にデビュー作でもあるこの「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しているのです。

1990年、私は静岡の乗馬クラブで働いており、めったにないお休みの日にたまたま入った本屋さんで目にとまり、一気に読んだ本です。

ホラーじゃないんです。

ホラーなら、一人暮らしの古いアパートでは絶対読めないですから。

 

 

次は母に勧められて読んだ

「三度の海峡」

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こちらはあまりに深い内容で、読み終えてしばらくは心が苦しかったのですが、目をそむけてはいけない、忘れてはいけない日韓史の深部を誠実に書かれた本でした。

サスペンス的な要素もあり、一気に読み進みました。

 

そして最後の一冊は・・・漫画

「つる姫じゃ〜」 土田よしこ 作

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この、アホで下品で不潔な主人公つる姫をなぜか尊敬していた小学生時代・・・

 

他にも「美味礼賛」

これも何度も読んだお気に入りの一冊です

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ほんもののフランス料理を日本にもたらした辻静雄の半生を描いた伝奇小説です。

 

コロナ自粛の間に、色々と本を読もう!と思っていたのですが、

家の事をしていると結局そんな時間は無く・・・

せめて家族が起きてくる前の長風呂タイムに、読みやすくてためになるものをと

今更ながら「日本の歴史」の漫画を読んで、歴史のおさらいをしています。

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なかなか面白い。

コロナが収まったら、歴史にまつわるいろんな場所を訪れたいと思います。

 

昨日は1日雨でしたが、

今日はお天気もよく、最近買ったベランダ用テーブルを狭いベランダに無理やり出してのランチ。

今がベランダ最高の気候です。

 

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旦那さんが作ってくれた、「たらこイカパスタ」とスティック野菜