ホセさんの料理教室
今日は超有名スペイン人シェフ ホセ・バラオナ・ビニェス氏の料理教室に行ってきました。
以前は毎月もしくは2ヶ月に一度は開催されていたのですが今は国内外を飛び回り、大変お忙しいようで今回は1年ぶりにお声掛けいただき、どんな予定もキャンセルして行く意気込みで行ってきました。
私に言われても嬉しく無いでしょうが、本当に素晴らしいシェフです。
その経歴・ご活躍はもちろんの事、トークが面白すぎる・・・。
今日もいっぱい笑って、いっぱい勉強してきました。
ホセさんと、アシスタントの元アルゼンチンタンゴのダンサー。
今度は彼がアルゼンチン料理を教えてくれるというので楽しみです。
今日は三種類のお料理を習いました。
出来上がったらスマホでパチリ。
調理中もみんなパチリ、パチリ。
とにかく撮りまくる。
撮りまくりながらふと考えたこと・・・
そういえば私がこの料理教室の第一回目に来たのは8年くらい前?
携帯は「カメラ付き携帯」と呼ばれ、今では当たり前な機能が付いてたり付いてなかったり。
なので調理の様子はデジカメで撮るか、紙にヘッタクソなイラストで残していたなーと。
今は美しい風景や忘れたくないものはとりあえず撮る。
忘れたくないから、残したいから撮るのに、撮った安心感で忘れる。
私は子供の頃の思い出や記憶がとても鮮明で、よく家族や友人にもキモいとか言われるけどそれはその一瞬一瞬をすごく目に、心に焼き付けてきたからだと思う。
それは親指でスクロールさせなくてもいつでも引き出せる記憶。なんならその時の匂いや空気感もセットで・・・。
最近の記憶があまり無いのは老化のせいだけじゃなかったのかも。
便利な世の中・・・とか言いだしたら年をとった証拠だけど
記憶を残すか、記録を残すか?
これからは大切な瞬間はせめて、目に焼き付けていこうと改めて思いました。
と言いつつ 撮っちゃうんだろ〜な。
という 脱線。