経堂一人ランチ
そういえば4ヶ月ほど美容院に行ってなかった。
ふと鏡を見たら随分と伸びた髪が梅雨の湿気でくせ毛うねり、
「あれ?このヘアスタイルは・・・アルフィーの高見沢?」と思った瞬間、切りたくなって美容院の予約をした。 (※別に高見沢が嫌いなわけじゃありませんよ。むしろ好き。)
経堂の美容院。
ちょうどお昼過ぎの予約だし
めったに行かない街なので、なにか美味しいお店はないかと検索してみる。
心を惹かれたのは経堂の駅から少しはずれにある、お蕎麦屋さん『しらかめ』。
11時30分の開店時間に行かないと入れないかもしれない感じだったので、早めに家を出て経堂に向かう。
苦手なグーグルマップに導かれて行ったお店は、住宅街の中にあり、こじんまりとしていて、いかにも美味しそうなものを出してくれそうな雰囲気。
開店時間まではあと8分。
私の他にもう一人、おばちゃんが待ってる。
なんとなくそのおばちゃんと喋りだし、そしたらすごい関西弁だったので、
「大阪ですか? 私も大阪出身なんですよー。」と言うと
「あら、ほんまー、私は息子が5歳の時に大阪からこっちに来て、その息子がもう34歳やからねーあははは」から始まり、旦那が51歳、自分が47歳の時に旦那が脳梗塞で倒れ、二年間の介護をして見送り、当時は社宅に住んでいたので社宅を出なくてはならなくなり、大阪に帰ろうかとも思ったけど、息子が引っ越したくないと言うので、パートをしながらこちらで子供を育てたという内容の濃ゆい話を開店前の8分間で聞き、「人生いつ何があるかわかれへんわ〜」なんて言ってるおばちゃんの友達が来たのと同時にお店が開いたので「ほんなら」と言って別れ・・・とは言っても同じ店内にはいるのだが。
そしてようやく入った店内は、木のあたたかみがすごく落ち着くちょっとレトロな趣味。
好きな感じだわー。
和紙に手書きのお品書きを見ると、お蕎麦の前のおつまみも充実している。
どうしよ・・・一杯だけ飲もかな。
人生いつ何があるかわからんし。
パサつきがちな鴨ロースはとても柔らかくてジューシー、さつまあげもモッチリしていて、どれもとても美味しかったです。
これで900円は安い!
とても美味しかったです。
経堂に来る時はここにしよう!と決めました。