大好きな鶏肉屋さんんが閉店するって!!
うちから徒歩25秒の所に「とり岡」という最高に美味しい鶏肉屋さんがあって、ここに引っ越して来てからずーっとお世話になってます。
感じの良いご夫婦と、長く勤めているおばちゃんの3人でやってる、昭和の香り漂う小さなお店。
渋谷区はもちろん、六本木、麻布十番あたりの高級焼き鳥店にもおじさんがスーパーカブで配達してるのを見かけた事がある実力鳥店。
その鶏肉を手軽に家で食べられるなんて、本当に幸せ!
って、いつも言ってました。
ところが!
近所の仲良しのお友達から「鶏肉屋さん、閉店するってーーー!今月いっぱいだってーーー!
歳で体がしんどいんだってーーー!」とLINEが来て、もうびっくり。
一瞬足元がオヨヨとなりつつ
25秒後には鶏肉屋の前にいました。
おじさんに「閉めてしまうのーー?悲しすぎるーーー!」と言うと
「みんなが美味しい美味しいと言ってくれるから、頑張ってやってきたけど、ここ2,3年は体力も厳しくなってきてね、ずーっと悩んでたんだけど、歳も70を過ぎて人生もあと少しだと思うとね、温泉行ったり、旅行行ったりもしてみたくなってね、お店やってたら連休はとれないからねー、旅行も行けないしね。
そういうの一度やってみたいなーって思ってね」
私の知らないずっと昔から、ここで鶏肉をさばき続けてきたんだなーって
寒い冬も暖房も入れずに毎日毎日ここで。
そう思うと
そりゃあ、お店はたたんで旅行に行くべきだ!ゆっくり温泉に浸かるべきだ!
埼玉にいる二人の娘さんの近くに住んで、毎日孫の顔をみて、ものすごく穏やかで楽しい時間を過ごすべきだ・・・
私が寂しいとか、美味しい鶏肉が食べられなくなるとか
そんな事は我慢しようじゃないの・・・泣
ただ、閉店の日まではもう羽が生えてくるくらい鶏肉を食べさせてもらうわよ!
そして今日は一番好きな『骨付鳥のグリル』
まず、買って来たらすぐに
塩(あればクレイジーソルト)・胡椒・すりおろしニンニク・白ワイン・オリーブオイルでマリネします。
今回は塩レモンがあったので、塩レモンを手で潰しながらすり込みました。
夕飯の時間まで冷蔵庫に入れておく。
オーブンの天板にアルミホイルとクッキングシートを敷いて
皮面を上にして並べます。
にんにくや塩レモンは焦げやすいのでお肉の下側に隠す。
オリーブオイルを上からかける。
そうすると皮がパリパリに仕上がります。
220度くらいに温めたオーブンに入れて20分から30分
キツネ色になってきたら、一旦天板を取り出して、空いてるスペースに付け合わせ野菜を並べて塩胡椒する。
今日は黄色いズッキーニにしました。
鳥の油で野菜が美味しく焼けます。
250度くらいに温度を上げて、5分から10分、焦げ目をつけて出来上がり。
そのままでレモンを絞って食べても美味しいけど、
お土産でいただいた高級バルサミコ酢があったので、かけて食べました。
鶏はもちろんのこと、
この野菜が美味しかったー!
おすすめです。
しばらくは鶏肉レシピが増えると思います。